回転すしの名店

その昔、特別な日や来客時にしか食べることのできなかったお寿司が、今では日常的に食べられる日本食として定着しました。

お寿司を身近なものにしたのは、回転寿司の功績が大きく、寿司を皿に乗せて回すと言う画期的な発想は、それまでの寿司に対するイメージを大きく変えることになりました。

その結果、顧客と対面営業していた寿司屋が、回転寿司屋に姿を変えた所も少なくなく、回転寿司ブームを生みました。
現在は、チェーン展開している大手回転寿司店が主流になっていますが、個人経営店でも人気の回転寿司店はあります。

テレビ番組でも紹介された、千葉県市原市にある寿司屋です。
店に入ると、中央に5〜6人の寿司職人が威勢の良い掛け声を響かせ、お客の要望の寿司ネタを握っています。
回転台は有るものの、お客の目の前で握るのが基本です。

人気の理由は、何と言っても新鮮なネタです。
ネタの旨みを最大限に引き出す食べ方を助言してもらえるので、昔ながらの寿司店に来た気分になるのです。

例えば、「白身尽くし」と言うメニューは、真鯛・金目鯛・平目の三貫を盛った皿にレモンが添えられており、塩を付けて食べることを勧められます。
寿司を塩で食べた経験が無かった私は、一気に虜になりました。

もう一つは、厚焼き玉子です。
自慢の厚焼き玉子のようで、親方お薦めの一品です。

今では、月に三度は出向く私の行き付けの一つです。

この回転寿司店が好きでたまらない私はこの頃、催眠療法に強い関心を持つようになっているのです。